当協会は、任意売却をおすすめしておりますが、競売より有利な点が多いとはいえ、住み慣れた自宅を手放すのに抵抗のある方は、条件によっては自宅を手放さず住み続けるられる方法もあります。
マイホームを維持しながら生活再建が可能かどうか検討してからでも遅くない、支払い条件が緩和されれば何とかなるなら、住宅ローン借入金融機関に返済条件の変更(リスケ)を申し込む方法があります。
リスケには、返済期間の延長と一時的な返済猶予の2つの方法があります。例えば残り15年のローンを10年延長してもらったり、1年間だけ元金据置きで利息だけ返済とするといった変更を認めてもらったりすることで、月々の返済額を減らすことができるという。
ただしリスケには審査があり、住宅ローンそのものを減らせるといった制度ではありません。また支払期間が長くなったり、金利が高くなったりすることで、総支払額が増えるというデメリットもあります。
子供の受験や進学、結婚などで一定期間家計が苦しいときや、配偶者も働きだせば返済ができる場合に利用される事が多いです。